夏の主役ブルーベリーや、無農薬栽培のお米に押されがちですが、もちろんバナナも頑張っています!
異常な暑さや、短期集中で降ってくる大雨によるハウス内の湿度に悩まされながら、土壌改善・株分作業に取り組んでいます。

元々が高温多湿の環境で育っているバナナですが、風通しに制限のあるハウス内では、やはり今年の猛暑は少々堪えてしまったようで、8月中頃はバナナの樹も夏バテ気味に感じました。
猛暑も一時より落ち着き、お日様が落ちると涼しくなってきて、ここにきてだいぶ元気を取り戻してきたように感じます。

暑ければ暑いほど、バナナには良いと思っていたのですが、なかなかに難しいです。

しかし、暑さがひと段落つくと、今度は台風が心配になってきます。
これは、バナナに限らずハウスを使って作物を栽培しておられる農家さんにとって、毎年必ず感じる怖さ、だと思います。
南の海上に熱帯低気圧が発生すると、もう台風進路予報が気になって気になって、胃が痛くなってしまいます。

今年も無事に、台風の季節を乗り越えることが出来ますように。大きな被害が出ませんように。
もう、祈ることしか出来ません。
バナナを楽しみにしてくださっているお客様に、美味しいひかりバナナをお届けすることが出来るよう、頑張ります!
スポンサーサイト
農薬を使わないことにこだわって始めたお米作りも、今回で4年目になります。
今年は、猛暑や台風の乱発など、秋からの気候に不安があったこと、夏場の生育状況が良かったこと等をふまえて、昨年よりも2週間早い稲刈りでした。

途中で一度水を抜く「中抜き」の時期、雑草を抜く作業をしっかりしてきましたので、去年よりは雑草は少なく、機械で刈り取れる面積も増えたのですが、それでもやはり手作業で刈り取らなければならない部分は多いです。

暑さもあり、結構な重労働になりますが、みんなで力を合わせて、最後のひとふんばり!と頑張りました!

農薬を使わない事が大変なのは解って始めたつもりですが、やはり想像以上の労力を必要とします。
が、4年目になり、だいぶ力の入れどころ、抜きどころが判ってきて、お米の出来も年々良くなっています。

毎日いただくお米だからこそ、安心で安全なものを。
その上で、しっかりと「美味しいお米」を育てたい。まだまだ満足はしていませんが、それでも毎年少しづつですが進歩していることを感じます。
ぜひ、たくさんの方に食べていただけたらと思います!
時々ご紹介させていただているパイナップルですが、収穫まではもう少しかかりそうです。
そして、残念ながら他のパイナップルの樹には実がつきませんでした。
ただ、パイナップルは通常植えてから実がつくまで2〜3年はかかるようですので、今なっているのがちょっと早かったのかも知れません。

バナナと同じように、輸入されているパイナップルも完熟する前に収穫し、人工的に追熟させています。
国産バナナが甘く、香り、食感が良いのはギリギリまで樹上で追熟させているから。
ですので、国内で育てられるパイナップルは、やはりギリギリまで樹上追熟させますので、芯まで柔らかく甘いパイナップルになるようです。
このパイナップルは、どうやら芯が2本ありそうで、どうなってるか若干の不安はあるのですが・・・
来年は沢山のパイナップルが実ってくれそうです。
甘くて柔らかい、香りの良いパイナップルを目指して頑張ります!