バナナやパイナップル、コーヒー等が育っているビニールハウス。
設置して5年が経つのですが、とうとう天井部分のビニールが劣化して破れてしまいました。
ハウスに使用されるビニールは、農業ビニール、略して「農ビ」と呼ばれ、耐久性や保温性に優れ、紫外線にも強い物ではあるのですが、主成分にポリ塩化ビニル(PVC)が使われており、どうしても経年劣化は避けることが出来ません。
2〜3年でダメになってしまう事もあるようですので、良く持ってくれた方なのかもしれません。

破れたのは天井のてっぺん部分で、その下の方はまだまだ弾力もありましたので、今回は部分的な補修で済みそうです。
が、どちらにしても、近いうちに張り替えが必要になってくるでしょう。
前回は土のことについて書かせていただきましたが、農業も他の製造業と一緒で環境・設備を整えて行かないと、良い作物は出来ません。
しっかりと環境・設備を整えた上で、愛情をもって大切に育てていきたいと思います。
スポンサーサイト
秋も深まり、わずかな冬の気配を感じ始める頃。
夏の間に育った作物たちの収穫もひと段落つき、畑には何も無い状態になる時期があります。

この時期は、野菜を育てて行く上でとっても大切な土を「整えて行く」時期でもあります。
特に、農薬を使わないで育てるには、作物自身が強く、また病気や害虫の発生し難い土作りを意識しなくてはなりません。

土にも色々あります。多くの野菜はアルカリ性を好み、灰などを撒きますが、この夏もたくさんのお客様が購入してくださったブルーベリーは酸性を好みます。
何を植えるかで、土作りも変わってくるのですが、今年のような暑い夏に負けない野菜がしっかり育ってくれるよう、土にも愛情をこめて行きたいと思います!
先週収穫したパイナップル。
やはり、バナナと一緒で樹についた状態で熟した物は香味の濃さが違います。
頑張って、1日も早くたくさんの方に味わっていただきたいです。
さて、食べ終わったパイナップルですが、再生栽培に挑戦してみました。

といっても、ただ「ヘタ」の部分を水に浸けるだけなんですけど。
子供の頃、まだまだパイナップルが超貴重だったころ、植木鉢に実を1センチくらい残して植えてみたりして、そのまま腐ってしまったりしていましたが、この「ヘタ」の部分だけで良かったようです。

一週間経つと、2〜3mm程度の根が出てきました。

もう少し伸びたら、ハウスの方に移植したいと思います。
現在、ハウスには20株のパイナップルが植えてありますが、まだまだ育て方からして試行錯誤の段階ですので、こうやって株を増やす事ができるのはありがたいです。
日々研究!早く皆様にも「ひかりパイナップル」として味わっていただけるよう頑張ります!