実は現在、バナナ畑の隅っこでひっそりと試している事があります。
それは・・・

ひかりバナナの露地栽培、です。
露地栽培というのは、温室やハウスを使わず通常の畑や田んぼのように何にも囲われていない場所で栽培する事です。
凍結解凍覚醒法により、日本の気候でも育てることが可能になったバナナですが、より安定して一年中収穫出来る様にするために、大きなハウスの中で育てています。
これが、「バナナ栽培には興味があるけど、初期投資がかかりすぎるから・・・」と、なかなか実践できない大きな理由の一つになっていると思います。

ひかりバナナも3期目に入り、新しい株がどんどん出ましたので株分けできるくらいに育ったものをハウスの外に植えてみました。
おそらく、枯れてしまうことは無いと思うのですが、問題はちゃんと商品価値のあるバナナが実るかどうか、です。
そして、いつ植えて、どのタイミングで花が咲き、実が育ち始めるように持っていったら良いのかを見極めていきたいのです。

まだまだこの時期ですから、順調に育っているのですが、寒い時期、霜や雪が降るような季節にも枯れてしまう事なくしっかりとしたバナナが実るようでしたら、莫大な初期投資を無しに、もっと多くの農家さんにバナナ栽培に参加していただけるのにな、と考えております。
この日本で、みかんやブドウ、梨やイチゴ、メロンのように「旬」のあるバナナが市場に出回ることを考えると、ちょっとワクワクしながら育てています。
興味のある方は、ぜひ見学にいらしてくださいね!
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