あいにくのお天気が続いてますが、暖かくなってきたからか、ここ光市でも桜が開花しはじめました。
出来る事なら、お天気が回復してから満開になってほしいですね。

畑の方も、新たにじゃがいもと大根を植えるため、土壌を整えています。
春が来るのは嬉しいものですが、害虫たちとの戦いが始まる時期でもあります。

農薬を使わない森林の里の畑には、元気いっぱいの昆虫がうようよ。

かわいいモンシロチョウも、その幼虫はキャベツや大根の葉を食い荒らすやっかい者です。
チョウチョを駆除するのは少しかわいそうなので、産卵された卵を潰すようにしています。
思うのですが、通常、嫌われ者の役回りになることが多い「蛾」は、幼虫時代にはあまり食べられても害にならない雑草とか樹木の葉に付き、可愛らしいモンシロチョウやアゲハ蝶の幼虫はキャベツや大根、柑橘系の果物やパセリなど、人にとって大切な植物の葉っぱを食べてしまいます。
まあ、ヨトウガの様に植物なら何でも食べてしまうような厄介な蛾もいますが・・・・

ただ、私たちを助けてくれる昆虫もいます。
この写真の虫は、姿はちょっと気持ち悪いですがナナホシテントウの幼虫です。
植物の汁を吸う害虫であるアブラムシを食べてくれる頼もしい虫です。
これからまた次の冬がくるまでは、作物を食べてしまう虫たちとの戦いにかなりの手間を取られてしまうのですが、それでも安全で安心して食べることが出来る、という事の方が重要です。
もともとは自分たちが食べる用に始めた畑ですが、農薬を使わずに育てられた野菜が欲しい、と言ってくださるお客様の為にも安全で美味しい野菜にこだわっていきたいと思います。
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