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バナナには種が無い!

「凍結解凍覚醒法」について、ここまでざっくり書かせていただいたのですが、よくあるご質問に「バナナは種が無いのに、どうやってるの?」と言うものです。

そう、確かにこの「凍結解凍覚醒法」の試行錯誤は、パパイヤの種を使って行いました。そして、バナナは通常「株分け」によって増やしていきますので「種」がありません。
植物は、動物とちがい一つの細胞から「根」、「茎」、「葉」といったものに成長する能力をもっています。身近で解りやすいもので例えますと、じゃがいもは、バラバラにして土植えると苗が出てきます。さつまいもも、茎を切って土に刺しておくと、そこから根が生え成長していきます。

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バナナの根にある「成長細胞」を「凍結解凍覚醒法」にかけます。ただ、バナナの場合はちょっと手をかけてあげなくては植物としての形になってくれません。
バナナが芽を出す為のホルモンである「オキシトシン」と、根を出す為のホルモン「サイトカイン」。この二つのホルモンのバランスをとってあげると、芽と根が出てきて、植物体としてのバナナになります。

よく、この「凍結解凍覚醒法」を「品種改良」と混合される方がいます。
ものすごく広い意味でいうとそうかもしれませんが、一般的に行われている品種改良と「凍結解凍覚醒法」は、根本的な考え方やその技術、過程は全く異なるものなのです。

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凍結解凍覚醒法により生まれたバナナが、ここ光市でどんどん育ち始めています。興味のある方は、ぜひ一度見学に来ていただけたらと思います。これからの寒い気候でも、活き活きと成長しているバナナをご覧いただけますよ!
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[ 2018/11/09 10:18 ] 凍結解凍覚醒法 | TB(-) | コメント(0)

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